「東北ハウス」は、東日本大震災の発生から10年の節目に、「世界から寄せられた支援に対する感謝の気持ち」を伝え、「復興に向けて着実に歩んでいる元気で安心な東北の姿」、「日本の他地域では味わえない観光地“東北・新潟”の魅力」を世界中の皆さんに体験していただく、期間限定の情報発信イベント。弊社はイベント全体の企画プロデュース・運営を担当した。

被災地で奮闘する人々からのメッセージを伝える「感謝のパネル」では、震災復興に関するエピソードを映像とパネルで紹介。
「東北・新潟の伝統工芸体験」では、各地の伝統工芸職人を講師としてお招きし、伝統工芸品の製作体験を開催。新型コロナウイルス感染症対策の観点から、一部の体験はオンライン（リモート）にて行った。「東北・新潟の酒と食体験」では、各地の日本酒瓶を展示。お越しいただいた皆さんにお菓子などの地場産品を配布し、興味を惹かれた日本酒や地場産品があれば東北ハウスのECサイトモールでの購入をご案内するなど、豊かな食文化をお伝えできる内容も展開した。
また、会場内ステージでは各自治体によるイベント・PR活動をサポート。他には室外での「雪体験」の開催や総合観光案内所の運営など、イベント全体を通して、東北・新潟の魅力を発信できる企画構成を行った。


東北・新潟の魅力発信映像『The View from TOHOKU & NIIGATA』
東北ハウスのメインコンテンツとなる「The View from TOHOKU & NIIGATA」は、東京と仙台・ロンドン・サンフランシスコに拠点を置くビジュアルデザインスタジオ「WOW」と共に制作。
東北・新潟の四季の風景や行事を2年以上かけて撮影。全天球カメラを搭載した大型ドローンや4Kシネマカメラ3台を連結させて撮影した実写映像とモーショングラフィックスを使用した迫力あるCG映像を180度の巨大パノラマスクリーンに映し出し、今までにない圧倒的な没入感を得られるように作り上げた。


【企画・プロデュース】エンターテイメントボウル
【The View from TOHOKU & NIIGATA 映像クリエーション】WOW
【感謝のパネル 映像クリエーション】SHANME
【会場デザイン・施工】博展